📓 『カタカムナ』 全80首の意味−第71句の解説


『カタカムナ』 全80首の意味−第71句の解説


『カタカムナ』も残り10句を割り、
ここから最後の句まで、クライマックス!!

一つ一つの句が、驚きと興奮ばかりとなります。


『カタカムナ』

『カタカムナ』 は、全80首を通して、1つの物語を歌いあげています。 物語の進行とともに、初めの頃の謎が解明され、ラストで伏線を回収し、見事にまとめ上がる形になっています。

『カタカムナ』第71句は、『日本神話』の本当の姿の解説になります。 奈良時代の712年、太安万侶おおのやすまろ らによって書き上げられた『古事記』ですが、 イザナギ&イザナミが天の日矛によって、地をかき混ぜ、おのころ島が生まれた……という描写は、子供の頃に児童書の物語としてなんとなく知ってるでしょう。 その伝説の原型は何だったのか? 本当は何があったのか? 本当の解説を行きます……

。 『カタカムナ』 全80首の意味−第71句の解説

『カタカムナ』 全80首の意味−第71句の解説   📓 【原文】
  『カタカムナ』 第71首 

ウチムシ イキカエシ ワクウツシ ホギ  アナ フト アマ ヤマト カムナガラ…… ウツシ ヨミ ワケ ヤホ ヤタ トメ フミナギ ワタサキアメ カム アマ オキツサキ シマウシ

 【漢字に直すと?】
  『カタカムナ』 第71首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

内蒸し 息返し 枠移し 穴 太 天 大倭あな ふと あま やまと 惟 神かむながら…… 移し 読み わけよみかた 八百万やお 八咫やた 留め 踏みなぎ 綿裂わたさき雨 神 天かむ あま 沖津先おきつさき 島 渦潮しまうし

 🔎 【この句の意味は?】
  『カタカムナ』 第71首  -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

高天原の世界から、『地上に再現させるモノ』が 少しずつ熟成ウチムシされてきた時 生命の息吹を入れて、実行する日がとうとうイキカエシ ワクウツシホギ来た! 天の太い『光の柱』から大倭(大和)アナフトアナヤマトの地を降ろし 神は、そのときのことカムナガラをこう言った…… なぜ天は、高天原そっくりな『地上の地』ウツシヨミワケ ヤホヤタトメを作ったのか? それは? 踏み薙 綿裂き雨フミナギ ワタサキアメ!! 天にはない、理想的な『修行の地カムアマ オキツサキ』 多くの分岐を生み出す『渦』シマウシを地上に示したから。

  ・    ・  句の前半部分は、高天原内の神様(天之御中主神)からの視点。 高天原の世界の中で『地上の原型』を先に造っていた。 それが、模型みたいなミニチュアセットなのか? それとも、パソコンのデータのようなモノか? さすがにそこまでは読み取れなかったものの(人に読み取られては困るモノらしい) なんらかの『導入プロセス』が、高天原の中で行われていた。   ・    ・  そして、リリース!! 霧に包まれた光の柱が降りて、『霧の7日間』 明けて霧が晴れたとき、目の前には見たことのない地形(おのころ島)が姿を現していた。 神はいたくそれを気に入り、そこに神自ら命名した。 『おのころ島』 kurashiki-tabi.jpより (倉敷市観光公式サイトより) この島の名前の語源は……
 【おのころ島】の謎解き

・ 『天から海をかき混ぜた』🌀とは〝鳴門の渦潮〟のこと ・ 『天の日矛』🔱とは 小豆島 の形が    空から見ると〝3つ叉のホコ〟に見える ・ 『しずくの粒』🌦とは西に連なる〝近くの小さい島々〟のこと   その先の島こそが…… ・ 斧が転がってできた島 『おのころ島』

おのころ島 島じゃないよね? と思われるかもしれないですが、400年前に消えた『幻の島』なのです。 吉備児島 地形の地図がコチラ。 おのころ島 しずくの先に、『右向きの犬の島』🐕が現れたでしょう? (前足が切れてるけど) この地形、1500年頃に遡ると、こうなります。 kurashiki-tabi.jpより (倉敷市観光公式サイトより) 昔の倉敷周辺は「吉備の穴海」と呼ばれていて、近くの海域に大小さまざまな島が連なってる状態。 しかし、その「吉備の穴海」は埋め立てられてしまった。 現在、倉敷市になっている平地は、徳川幕府が、この地で綿花栽培を増やすために、海を埋め立てた。 つまり…… やるな! と言われたことをやってしまった!!   ・    ・  『カタカムナ』の、この句の解説に戻ります。 神が地上を造ったのはなぜか? それは『霊界』がヒマだから。 『霊界』には、天国か地獄か? といったおおざっぱな分け方ではなく、魂のランクに合わせた層が何層もあって、グループごとに分かれています。
高いレベルの層は、『その地域の進学校』(偏差値高い) 低いレベルの層は、『不良校』(問題起こしまくり)
人は当然ながら、『進学校』を目指したがります。しかし、いざここの内側に入ってしまうと、学校生活がヒマなのです。 中学時代の時のように、先生に突っかかる生徒とか、殴り合いの喧嘩が発生したとか、部活で先輩にしごかれるとか、そのような派手なイベントがもうない。 優秀な人に囲まれるのは、最初は心地いいものの、長く居続けるとナニカが足りない……。 刺激を求めて再び『中学時代』からやり直したい! しかも、中学時代からやり直せば、サクッと『魂の修行』が進んで、魂のGOALに近づける?
じゃあ、手っ取り早く修行してきて、サッサと経験値を積んで帰ってこよう!!
そういう想いで、『霊界』から『地上』へ生まれ戻ってきて、刺激いっぱいの中学時代をまたやり直そう とした。 これが、今の人生。 だから神様が言うことは?
・ 不幸な人生に生まれてしまった人は、自分で   難易度【HARD】モードを選択してしまった
・ ただし【EAZY】モードを選んだ人だと   弱い敵しか出てこないので、100万回以上の   狩りが必要。これはこれで気が遠くなる。
・ リスクは大きいがリターンも大きい。   比較して、リスクを選んで降りてきた人も多い
・ だから、せっかくだから、刺激を楽しむといい。   イベントとして《渦》を楽しもう。
神様がおっしゃることは……(ここから口述筆記)   ・    ・  せっかく自分で決めて生まれてきていながら、ちょっとやそっとの苦労で、「もう霊界に帰りたい。死んだ方がマシ」などと思う精神は軟弱だ!
『渦』は敵ではない。楽しんだもの勝ちだ!
しかし、ときにはくじけそうになることもあるだろう。 もし困難に負けそうになったら、『退学』を選ぶのではなく、神に会いに来ればいい。 エスケープルートはちゃんと用意しているから、『神々の住む神殿』に会いに来ることだ。 ただし…… 決められたプロトコルを守らないと、『神殿』にたどり着くことはできない。 その『天への渡し船』の乗り方はカタカムナ全80首で教えた蘆屋道満あしやどうまんにオリジナルの『カタカムナ』を降ろしたあのときより、今見ているHPの方が、驚くほど解説が詳しいぞ。 巡り会えた、この奇跡に感謝することだ。 NEXT『カタカムナ』 全80首の意味−第72句の解説




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